むくみと体重増加・脂肪の関係~むくみで体は増量するのか?

むくみ 体重増加

むくみなんて悩んだことがない。
そう言い切っている人でも、実はむくみを起こしていること、多いんです。

足のむくみや顔のむくみは気にする人が多いけれど、実は知らずと体全体がむくんでいることも。
この記事では、むくみと体重増加・脂肪の関係、むくみを起こすことで体重は増量するのかについてまとめています。

むくみと肥満の違い

一般的に「太った」といわれる肥満、脂肪の増加は「むくむ」ということとは違います。

むくみは、体の中に余分な水分や老廃物が溜まった状態のこと。
長時間同じ姿勢でいたり、血行不良や冷え、ホルモンバランスの乱れ、塩分の摂りすぎ、アルコール摂取など、むくむ原因は様々ですが、いずれもスムーズな体内のめぐりが起こらないことでおこっています。

むくみによる体内の水分の蓄積で、数日の間に何キロも体重が増加するということは実際に起こりえます。

逆にむくみが解消すれば数日で何キロも体重が減少することもありえるのです。
私は太っているから、と思い込んでいる人でもその原因が実はむくみによるものであることも。

一方、脂肪は急激に増えることはなく、短期間で大幅に体重が増加するというケースはあまりありません。

私は肥満?むくみ?簡単にわかるチェックポイント

自分がむくんでいるのか、脂肪によって太っているのか判断できないという人は、医療機関でも行われている皮膚押しをしてみてください。

分かりやすいのは、足のスネを10~15秒推すというもの。
指を離したときに、凹んだまま戻らない場合にはむくんでいる証拠です。

そして指の跡が凹みにならない場合には、脂肪が多く肥満傾向にあることがわかります。

素人目では判断しにくい曖昧な状態になる人も多いので、自己判断だけに頼るのは注意が必要です。

むくみの原因

むくみは、長時間同じ姿勢でいることで血行不良を起こす事でも起こります。
デスクワークや立ち仕事の方は、適度にストレッチをするなど休憩を有意義に使用するようにしてください。

また、日ごろから運動不足で汗もあまりかかない、という人もむくみやすい特徴があります。

むくみは水分代謝の滞りが原因のため、血行不良が原因となっておこるトラブルとも関連性が高くなります。

例えば、肩こり、冷え症、きつい下着や衣類を着ている、というように明らかな血行不良がある場合には、むくみも同時に起こるでしょう。

そしてむくみの原因と食生活にも大きな関わりがあります。
塩分や糖分を過剰に摂取しがちな外食の多い人、味付けの濃い人、油ものやお菓子好き、アルコールを良く飲む人も、むくみやすいです。

そして冷たいものばかり飲んでしまうという人も、内臓から冷えを起こしてしまうためむくみやすくなります。

継続するむくみは要注意

たかがむくみ、と安易に考えてしまいがちですが、明らかなむくみの原因が思い当たらないのに長期的にむくみが継続している、という場合は注意してください。

むくみは腎臓疾患や肝臓疾患によるものが原因となっていたり、服用している薬の副作用で起こることもありえます。

また片足だけむくんでいる、など、両方の足に差が出ているばあいにはすぐに病院へ。
深部静脈血栓症という病気である可能性もあります。

また、デスクワークや立ち仕事の人などには下肢静脈瘤も多くみられます。
これらは比較的女性に多くみられるため、足のむくみは安易に放置しないようにしましょう。

むくみ放置は太る原因になる?

むくみを起こしている水分が脂肪へと変化することはないので、直接的にむくみを放置したら太る、とはいえません。

しかし、最近では足のむくみを放置することで、老廃物やコラーゲン、脂肪がこり固まってしまいセルライトになる、という考えもあるようです。

セルライトは、出来てしまうと自分で元に戻すことは不可能です。
むくみは放置せずに、その日のうちに解消できるように習慣づけましょう。

現代女性は「水太り」が増えている

日頃からダイエットを意識して、全体的に細身な人が多くみられる日本女性。
それでも、普段からあまり食べていないのになかなかダイエットが上手くいかない「水太り」の人が増えています。

その原因はまず冷え症の人が増えているということ。
冷えは、血行不良を起こし体内の水分やリンパの流れを滞らせる原因になります。

もしかしてむくみ?
と思い当たる節のある人は、水分を排出する作用のある「カリウム」を積極的に摂るようにしてみましょう。

以下の記事で、むくみ解消に効果的な食品や栄養素・飲み物などもチェックしてみてください。

また、入浴は冷え解消のとても有効な手段のひとつ。
シャワーだけで済ませずにきちんと湯船に浸かる習慣をつけましょう。

寝る前の30分以内には決して冷たい飲み物を飲まないようにすることも重要です。
どうしても喉が渇いた場合には白湯を飲むようにしましょう。

◆くむことで増える体重はどれくらい?

私たちは、平均2~2.5ℓの水分を排出するといわれています。

むくみを起こし、体内に余分な水分が滞った場合には、もちろん重さ(体重)となってあらわれてしまいます。

単純計算で考えれば2キロ近くも体重増加してしまうことも考えられるわけです。

むくみが気になる人は朝晩2回体重をはかってみてください。
多くの人が夕方の方が体重が重く、足や足の指にむくみを感じるはずです。

体重計の数字としては体重増加がみられるため、「太った!」と思ってしまいがちですが、むくみの場合はきちんと水分排出とリンパの流れを改善することで、滞った体内の余分な水分を排出することができます。

むくみサプリでダイエットができると思われる理由

むくみサプリは体内の余分な水分排出を促す成分が配合されているため、効果的にむくみを解消することができます。

むくみは、滞った水分が排出されれば解消していくので、他のサプリメントより明らかな効果を感じられる人が多いでしょう。

スムーズなめぐりで、水分排出が行われば、もちろん体重も減り見た目にもすっきりとします。
そのことからもむくみサプリはダイエットにいい。
という声が多いようです。

しかし、あくまでむくみサプリの効果は水分排出によるむくみ解消なので、脂肪による肥満を解消するダイエットには関係ありません。

なかには、ダイエットに効果的な成分も配合しているむくみサプリもありますが、簡単に脂肪を減らすダイエットができる、と考えるのはやめましょう。

むくみサプリを継続することで、むくみを解消できればふくらはぎ周りが4センチもダウンし、体重も3キロ近くも減ったというデータもあるようです。

水太り体質、むくみ体質、いずれも溜めこみがちな余分な水分に悩む人はむくみサプリを試してみるといいかもしれません。

すぐにできる簡単むくみ解消法

今すぐむくみをどうにかしたい、そんな時にはつま先立ちが有効です。
壁に手をつき、つま先立ちを繰り返すだけでも、筋肉量が多く第二の心臓といわれるふくらはぎを効果的に動かすことができます。

ふくらはぎのポンプ機能により、下半身の血液が心臓の方へと押し戻されることで、血流やリンパの流れもスムーズに。
肩こりも気になっている場合には腕まわしも行っておくとよいでしょう。

仕事の休憩や家事の合間などに、意識的に行ってみましょう。

むくみそのもので太るということはありませんが、一時的に体重が増加することがあるのは事実。
その日のむくみはその日のうちにしっかりと解消できるようにしてください。