足のむくみをとる方法~むくむ原因とスッキリさせる改善策まとめ

足のむくみをとる方法

足のむくみは、美脚の敵!
夕方になると足がむくんで靴がきつくなってしまったり、足首がゾウのようになってしまうこと、ありますよね。

足もだるくなるし、むくみを繰り返していると足にはよくないことばかり。
医学用語では「浮腫(ふしゅ)」ともいわれるむくみは、病気が隠れていることだってあるんです。

この記事では、足のむくみが起こる原因と「足のむくみをとる方法」についておすすめの改善策をまとめています。
足のむくみはそのままにせず、その日のうちにスッキリさせておくことが美脚づくりのカギになりますよ。

足のむくみが起こる原因

「むくみ」とは余分な水分や体の老廃物が停滞している状態です。
そして「むくみ」と体内の血液循環には密接な関わりがあります。

心臓はまさにポンプのように働き、血液と一緒に体の細胞へと栄養や水分を送り出しています。
そして必要のない水分は、リンパや静脈に入り体の中を循環します。

しかし、リンパや静脈の流れが悪く、循環するべき余分な水分が停滞してしまうと、むくみが起きてしまうのです。

足のむくみが起こる原因についてまとめていきますので、当てはまることがある方は要注意です。
行動から起こる一過性のむくみがほとんどと思われますが、中には臓器の障害・病気などのサインである可能性もあります。

1.運動不足で起こる足のむくみ

ふくらはぎが第二の心臓と言われるように、足の筋肉は血液循環を行うポンプとしての役割があります。
日頃からの運動不足は、足の筋肉を衰えさせます。
そうなるとポンプとしての機能も低下するため、足がむくみやすくなります。

2.冷え・血行不良

足の筋肉によるポンプ機能が低下すると、足先までしっかりと血液が回らなくなるので、冷え・血行不良がおこります。

冷えや血行不良もふくみと一緒におこりやすいため、足先が冷えている人は足の筋肉を動かすことを意識した方がいいでしょう。

3.生活習慣の乱れで起こる足のむくみ

睡眠不足や、過度のダイエットも足のむくみの原因になります。
生活習慣が乱れると、自律神経にも影響を及ばすためむくみやすくなると言われています。

4.ホルモンバランス

ホルモンバランスの乱れも、足がむくむ原因になります。
女性は毎月ホルモンバランスが大きく変化するので、生理前などに足がむくみやすくなるという人が多いです。

また、ストレスもホルモンバランスを乱すことがあります。
女性は生理や妊娠などの体的なホルモンバランスの変化に加えて、ストレスや睡眠不足などによっても影響を受けることがあるので、男性よりもよりむくみやすいとされています。

5.立ち仕事・デスクワーク

立ち仕事の方は、長い時間立った状態でいることで、どうしても血液が足に溜まりがちになります。

そしてデスクワークの方もまた、足のむくみに悩む方が多くみられます。
これらはいずれも、長時間同じ姿勢でいることが原因です。

長時間同じ姿勢でいると、足の血液や水分、リンパ液などがスムーズに循環しなくなるため、水分が滞ってしまうからです。

6.疲労

とても疲れているときにも足はむくみやすくなります。
例えば長時間歩いたり、慣れない動作を繰り返した日の夜、足がパンパンになったという経験は誰しもあるのではないでしょうか?

7.水分・塩分の摂りすぎ

水分や塩分の摂りすぎは、直接的に血液中の水分を増やすことになります。
そのため足にも余分な水分が溜まってしまい、むくんでしまうのです。

8.肝臓、腎臓の病気

肝臓や腎臓に何かの疾患を抱えている場合にも、スムーズな水分や血液の循環が行われなくなるため、足がむくみやすくなります。

むくみが一過性のものであれば問題ありませんが、継続する、足を指で押すとへこんで戻らない、などという場合は受診も視野に入れましょう。

足のむくみをとる方法1.マッサージ

足のむくみをとる方法として最も簡単なのは、マッサージです。
前述したように、足にはふくらはぎという大きなポンプが存在しています。

ふくらはぎからじっくりとマッサージすることで、血液循環がスムーズになり足のむくみを緩和することができます。

ポイントはふくらはぎだけでなく、太ももの方までしっかりとマッサージしていくこと。
太ももにも大きな筋肉があるので、しっかりとほぐすことで溜まった余分な水分や老廃物の流れをスムーズにしていきます。

足のむくみをとるためのマッサージには、お気に入りのオイルなどを使用するのがおすすめです。
オイルを使用することで手のすべりもよくなり、肌に余分な摩擦を与えることも回避できます。

足のマッサージは決して力づくでもみほぐす必要はありません。
ふくらはぎやふとももの肌の表面をさするようなイメージで十分です。

あくまで血液やリンパの流れを良くするイメージでやさしくマッサージするようにしましょう。

※そけいリンパ画像

また、太ももの付け根のリンパ説(鼠径リンパ節)を圧迫するのも効果的です。
両足の付け根にあるリンパ節を親指で10~15秒押します。

この指圧を行うことで足のむくみの原因となる、余分な水分や老廃物の流れがスムーズになります。

その後は足裏から足首、ふくらはぎ、太もも、と足先から心臓へ向かって順にほぐしていきましょう。

この際、足の中間地点でもある膝裏も10~15秒指圧すると更に効果的です。
いずれも大きな力を加える必要はなく、「気持ちがいい」と感じる程度の優しい力で十分です。

足のむくみをとる方法2.足上げ

マッサージなんて面倒でできない、と疲れ切って思う方もいることでしょう。
その場合は、仰向けに寝転がり両手両足を天井に向けてあげましょう。

そして両手両足をばたつかせてみてください。
数回繰り返すだけでも、スッキリ感じることがあります。

足のむくみをとる方法3.入浴

足のむくみは、冷えや血行不良、血液循環の滞りが大きく関わっているので、入浴はとても効果的です。
足のむくみが気になる方は、シャワーではなくしっかりと湯船に浸かる様に意識しましょう。

入浴によって体が温まれば、体の血液循環がよくなり余分な水分や老廃物も排出されやすくなります。
入浴の温度はぬるめがベスト。
40℃くらいのぬるめのお湯でじっくりと体を温めるようにしましょう。

むくみをとりたいからと、むやみに長風呂するのもよくありません。
20分程度で切り上げるようにしてください。

入浴中は、湯船の中で足をマッサージすると尚効果的です。
ポイントはリンパの流れを意識すること。
足裏から徐々に心臓の方へ向かって行うようにしてください。

足のむくみをとる方法4.着圧ストッキング

CMなどでもおなじみの着圧ストッキングは、ふくらはぎのポンプ機能を促す意味で効果があります。

きつすぎてしまうと返って足のむくみを助長することになりますので、履いた時に適度な締め付けがあるものを選びましょう。

足のむくみをとる方法5.むくみサプリ

足のむくみをとる方法として、むくみサプリを飲むのもいいでしょう。
むくみサプリを選ぶ際には、配合されている成分に注意するようにしてください。

むくみをとる効果があるとされている成分は、

・カリウム・メリロート・明日葉エキス・赤ブドウ葉エキス・とうもろこしの髭(コーンシルクエキス)・L-シトルリン・ショウガ

などです。

足のむくみをとる有効な成分とは

忙しい日々の中で、運動やマッサージを取りいれるのは困難という方も多いです。

なるべく簡単に、体に負担をかけずにむくみをとりたい方には、サプリメントがおすすめ。
むくみサプリは、体に停滞した老廃物や水分をスムーズに流し、排出することを目的としています。

ここからはむくみサプリに配合されていることの多い成分について紹介ます。

1.カリウム

カリウムは私たちの細胞内液にも存在するミネラルの一種です。
むくみをとる効果の高い成分として知られています。

むくみの原因となるナトリウムは、細胞外液に存在しており、本来はカリウムとナトリウムの濃度がバランスよく保たれています。

しかし塩分や水分を摂りすぎてしまうとナトリウムが増加し、バランスが狂うために体の水分を溜めこむことで、濃度を調節しようとするため足もむくんでしまうのです。

カリウムは摂りすぎると高カリウム血症の原因ともなるので、必ずサプリメントの摂取量を守るようにしましょう。

2.メリロート

メリロートは、マメ科の植物でクマリンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。
このクマリンは、抗酸化作用のほかに血液循環やリンパの流れを改善する効果があり、むくみをとるのに効果的です。

その他にも血液の凝固予防、血流促進、血管拡張、脂肪燃焼などの効果が期待でき、むくみをとる効果も高いとされていますが、過剰摂取すると肝毒性があるとも言われています。

メリロートの摂取は、1日300mg以下に留めておくようにしましょう。
むくみサプリを摂取するときには、配合量をきちんとチェックするようにしてください。

3.明日葉エキス

生命力が高く、葉を切り取っても明日また生えてくるとされる明日葉のエキスは、粘り気のあるポリフェノール「カルコン」を含んでいます。

カルコンは血液循環を改善し、体内のめぐりを良くする効果があるためむくみをとるのにも効果的です。

また、体内に蓄積した余分な油分も取り除く効果があるとも言われています。
明日葉エキスには、他にもカリウム、クマリンも含まれているので多くのむくみサプリに配合されています。

4.赤ブドウ葉エキス

数種類のポリフェノールを豊富に含んだ赤ブドウ葉エキスは、ヨーロッパでは足の静脈瘤治療に用いられる医薬品として登録されています。

日本でも軽度の静脈瘤やむくみをとることを目的とした医薬品が製薬会社によってつくられています。

豊富なポリフェノールによって静脈の血流が改善され、血管の炎症抑制効果もあることからむくみをとる効果も高いとされています。

5.とうもろこしの髭(コーンシルクエキス)

とうもろこしの髭は、民間療法として古くから重宝されてきました。
日本では、安土桃山時代までさかのぼります。

効果としては、尿道や膀胱の炎症を予防したり、利尿作用が高く、体の中の水分調節を整えるなど、むくみをとるのに最適です。

前述したカリウムも豊富に含まれ、抗糖化作用もあります。
抗糖化作用によって、タンパク質と糖が結合して作られるAGEも抑制します。
AGEは、シミの原因となるため、美容面においてもうれしい効果があるといえます。

6.L-シトルリン

L-シトルリンは、スイカから見つけられたアミノ酸の一種です。
体内に留まった余分な老廃物の排出を促す効果があるといわれています。

血管拡張作用があり、体のめぐりを良くし酸素や栄養素をしっかりと体の隅々に届けられるよう促します。

そのため、むくみをとる効果だけでなく、ダイエット効果や脳、心臓などの臓器の健康維持にも役立ちます。

7.ショウガ

ショウガは、体を中から温める効果があり冷えの改善効果が期待できます。
そのため、血液循環を良くし、むくみをとる効果にもあるとされています。

ショウガの香り成分であるガラノラクトンや辛み成分であるジンゲロールには、血管拡張作用もあるので、スムーズな血流を促し余分な水分や老廃物を排出するよう促す効果もあります。

足のむくみを放置するとセルライトに!

足のむくみはいつものこと、とそのままに放置しておくのはやめましょう。
足が太くみえる、怠い、などのデメリットだけでなく、むくみを繰り返すことは健康面でもよくありません。

そして、むくみを放置していると、セルライトだらけの足になることもあります。
セルライトは一般的に肥満や脂肪が原因であると思われがちですが、これは間違いです。

実は足がむくんだまま放置することも、セルライトの原因になります。

セルライトは、体内に留まった余分な水分や老廃物が脂肪細胞にくっつくことで出来ます。

脂肪にくっついた余分な水分や老廃物によって、体内のコラーゲンが更にくっつき、凸凹を産むセルライトへと変化していくのです。

一旦できたセルライトは、なかなか元に戻りません。
皮下脂肪が変形し、固まることで起きるので、外科的手術でないと治療もできないと言われています。

むくみをとる方法として、まず大切なのは生活習慣の改善。
日々の生活の中でも、むくみをとるケアを少しずつ取り入れていきましょう。

また、紹介したむくみサプリに関しても、スッキリしたいからと過剰に摂取するのは危険です。
必ず用法、用量を守って使用するようにしましょう。